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つくって楽しい・おいしい絵本 のりまきのりちゃん

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つくって楽しい・おいしい絵本 のりまきのりちゃん

評価

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絵本の詳細

絵本表紙

つくって楽しい・おいしい絵本 のりまきのりちゃん

エリックウーリ

この絵本の説明:
「みんなによろこんでもらえて、とってもうれしい」
大好きな人に作る食育絵本​

たべること、お料理大好き4才のりちゃんが、お母さんと一緒に楽しくのりまきを作って食べるお話です。

ごはんを混ぜたり、こぼしたり、のりまきに入れる具を選んだり、きゅうりを先に食べちゃったり、準備のひとつひとつの工程が、子供らしい可愛らしさと楽しさがあり、読んでいる大人も、ふふふと微笑ましくなっちゃいます。

やっと出来たのりまきは、すごくおいしくて、窓の外のかもめちゃんに大きな声で「おーいしーい!」と全力で伝えにいっちゃいます。お茶も一緒に飲んだらさらにおいしくて、ついにお茶畑まで黒猫ちゃんと飛んでいきました。大好きなおじいちゃんにものりまきを作ったら、これまたすごく喜んでくれて、のりちゃんもとても嬉しい気持ちに。
笑顔溢れる食卓に、心もおなかも満腹です。


<制作背景>
作者の育児の悩みからこの絵本は生まれました。とにかく体を動かすのが好きな、息子。ごはんは一口食べたら、おいしくて踊りに行ってしまう。なんて子供でした。食べたそばから、カロリー消費してるし、おなかいっぱいまで食べてなさそう。どうしたら。そんなある日、のりまきを作ってみたら、ビンゴ!落ち着いて座って食べてくれるし、自分で作るのも楽しいようで、しっかりごはんを食べられました。
子供とゆっくり過ごす時間ってなかなか取りにくいけど、のりまきなら楽しみながら、しかもおなかいっぱい食べてくれる!と、親子で気に入ってるメニューです。

親目線で、こども(4才のりちゃん)が、かわいいと思う要素も盛り込みました。
育児って本当に大変だから、あんなに小さくて可愛かった子供が気づいたら大きくなってた。ちゃんと子供のこと見ていたかな。なんて思うことが作者はありました。3人の子供をワンオペで育てた義母も、同じことを感じており、今しかない時間の大切さを考えさせられました。
この作品にはこどもらしい可愛らしさを、たくさん詰め込んだので、親子それぞれ違った目線で楽しんでいただたら幸いです。
ページ数:
15
対象年齢:
2歳〜3歳
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