子どものために絵本を作る皆さんへ。
僕は、読み聞かせの専門家ではありますが、絵本作家としてはまだまだです。そんな僕がお伝えするのはおこがましいのですが、僕が読み手として選ぶ絵本のポイントをお伝えします。
1 絵と文章のバランスが良いこと
絵本は絵と文、どちらも大切です。僕は、絵と文が支え合うようなイメージを持っています。いざ、作り手側に回ると、文章は長くなりがちです。メッセージ性が強過ぎると、特に文章は長くなり、子どもにとっては重たくなる事があります。
良い意味で、もっと絵に頼って良いと思います。《絵本》ですから。
2 文章にリズムがあること
出来た作品は、何度も声に出して読んでみてください。ひっかかりは無いでしょうか? 重複して伝えている事は、無いでしょうか?
良い文章は、するすると先に進んで、時に歌のようなリズムを感じます。
僕は、「読み心地が良い!」なんて言ったりしますが、もう一度読みたくなる文章って、良いですよね。
保育園、幼稚園においての読み聞かせについて
家庭での読み聞かせというと、大人の膝の上で…というイメージですよね。
でも、保育園、幼稚園で行う読み聞かせは、ちょっと違います。
園には、多くの子ども達が居ますから、絵本の絵を子ども達に見せながら読みます。
街頭紙芝居屋のイメージです。皆で集まって、ひとつのお話を楽しみ、共有します。
昔はまさに、紙芝居がそういう役割だったのだと思います。大人数でも楽しみやすいように作られています。
ただ、近年は絵本を開いて見せる事が多いようです。図書館で行われるおはなし会でも、絵本が多用されます。
良い絵本に沢山触れると、良い絵本が分かってきます。
そして、今より絵本を好きになったら、嬉しいですね。
でも、保育園、幼稚園で行う読み聞かせは、ちょっと違います。
園には、多くの子ども達が居ますから、絵本の絵を子ども達に見せながら読みます。
街頭紙芝居屋のイメージです。皆で集まって、ひとつのお話を楽しみ、共有します。
昔はまさに、紙芝居がそういう役割だったのだと思います。大人数でも楽しみやすいように作られています。
ただ、近年は絵本を開いて見せる事が多いようです。図書館で行われるおはなし会でも、絵本が多用されます。
良い絵本に沢山触れると、良い絵本が分かってきます。
そして、今より絵本を好きになったら、嬉しいですね。