- この絵本の説明:
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絵本『パンダと12にんのジャムオバケ』の子どもたちが、みんなと一緒にハロウィンまでのカウントダウンをするよ!
ページをめくると、シロネコが素敵なハロウィンをコーディネート。天気と伝統菓子を楽しもう♪
- ページ数:
- 19
- 対象年齢:
- 4歳〜5歳
評価
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感想
この作者の近況ボード更新履歴
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2025.12.02
指輪とネックレスのなぞ
結婚式については、著者が絵本『おばあちゃんのりんご』をヒットさせるために、意図的に未来を選び取ったわけではありません。以前から漠然と思い描いていた未来像と、現実に起きた出来事が偶然、美しく重なり合った結果でした。
🌟 著者が描いていた未来像
・エンゲージリングは特に必要なく、マリッジリングだけで十分だと考えていた。
・神前式では白無垢を着用し、写真用に白のウエディングドレスと、カラードレス(花言葉ドレスのいずれか)があれば満足だった。
・シルバーよりゴールドが好き。
👰♀️ 現実で起きたこと
・スピード婚だったため、婚約期間が極端に短く、エンゲージリングを着けられる期間が「前日どころか数時間」で終わりそうでした。そこで夫が、「お蔵入りになるより、ずっと身につけられるもののほうがいいよね」と代わりにネックレスを提案してくれました。その心遣いが嬉しく、自然とネックレスへと置き換わりました。どちらも贈ってくれた夫には心から感謝しています。
・夫の婚礼衣装が黒ではなかったため、並んだときに調和する色打掛を選択。白無垢は夫の衣装と並ぶと印象がぼやけ、自身の顔立ちにもあまり映えませんでした。
・憧れていた青いバラのカラードレスも試着しましたが、予想外にしっくりきませんでした。童話『青の旅立ち』と重ねることで、ヒットにつながるかもという期待もあり、ソロで撮影すれば最新プロフィールとして活用できる利点もありました。しかし実際には色味がウィンター向けで、オータムの自分には落ち着いた赤の方が似合うと感じました。一方で、赤を着たいという強い希望もありませんでした。ピンクはガーリーすぎて10~20代向けの雰囲気になり、自分には似合わないと感じました。
・披露宴も「しないかもしれない」と思っていた時期があったものの、最終的には身内だけのホームパーティー形式で開催することに。レストランは広瀬本店様にご紹介いただいた素敵な会場で開催でき、こちらにも深く感謝しています。
✨ そして自然に導かれたプラン
予算や優先順位を丁寧に整理していった結果、
エンゲージリング:指輪はネックレスへ。
マリッジリング:職場でも浮かず、30代らしい落ち着いたシルバー。
衣装:神前式で色打掛、披露宴では白のウエディングドレス(カラードレスやお色直しはなし)。 -
2025.11.30
ghost apple
結婚した今だからこそ言えますが、30代半ばでクリエイターとしてまだ売れておらず、非正規雇用のまま、さらに独身の身で「結婚式の絵本」を描くことには、正直、複雑な思いがありました。
実名で顔出しまでして活動していたため、もし作品が滑れば大きな恥になる——。
自己PRとしては、女性にとってかなりリスキーな挑戦だと感じていました。むしろセックスアピールどころか、マイナスに作用するのでは……とさえ思っていたほどです。
とはいえ、「どうすれば急かさず、さりげなく結婚願望を伝えられるのか」という悩みは、独身者にとって大きなテーマでもあります。
そこで私は、恋人にゼクシィを差し出すより、周囲の人が私の絵本を自然に見せて「こんな絵本、いいね」と話題にしてくれるほうが、結婚を望む男女にとってずっと役立つのではないか——という予感がありました。
そして、もし私自身の結婚までうまくいけば、著者本人がモデルとなることで、織原イチカさんの魅力を等身大で伝えられますし、独身の読者にとっても「明るい未来の実例」になれます。
すべてが幸せの連鎖となって広がれば、お互いにWin-Winの関係になれるはず。
——結局のところ、自分が幸せになるための最短ルートは、「まず他人の幸せを願うこと」だと私は思っています。
そして今、現状を突破したいと願う方には、ぜひ私の絵本を自由に活用してほしいと思っています。
特に雪国であれば、雪を生かした演出や、結婚式でのフラッシュモブのようなサプライズのヒントにもなるはずです。
ghost apple
https://siapalette1990.livedoor.blog/archives/12777185.html -
2025.11.30
国家資格に合格するには
後2週間ほどで今年の日本語教員試験の結果が出ますが、私は来年の受験を予定しているため、合格率がどう推移するのか気になっています。
以前、宅建をフォーサイトの通信講座で学び、不合格だった経験から、国家資格に合格するには相応の努力が必要だと痛感しました。
「なんとなく勉強するだけでは届かない」ということも、身をもって理解しています。
そのため、結婚という理由だけでなく、さまざまな事情から絵本作家としての活動には一区切りをつけ、本業に専念する予定です。
趣味として小説をあと1本だけ執筆しますが、今後は少しずつ“画家”としての道にシフトしていこうと考えています。 -
2025.11.29
トークバラエティ長寿番組に応募中
今年はTVに何かとご縁があるので、思い切ってABC朝日放送テレビ『新婚さんいらっしゃい!』に応募しました。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。
夫の仕事を強力に後押しするきっかけになりますように。 -
2025.11.27
🌸 年末のごあいさつ 🌸
2025年も、あたたかく見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
ついに へび年に、九州出身の とら年 さそり座 A型の長男と結婚しました💍🤍
猛毒と牙を併せ持つような組み合わせですが、夫はとても気が長く、穏やかな性格です。
独身時代はスイーツデートが中心だったこともあり、今のパートナーとは「本当にぴったりの相手に出会えた」と感じています。まるで引き寄せられたような、不思議で温かいご縁です🍀✨
夫はエネルギー開発に携わる研究職で、私たちはお互いの仕事を自然に支え合える関係でもあります。
夫の所属チームの研究がノーベル賞を受賞するなど、いつか夫を支えてくださった関係者の皆さまが、すべて報われますようにと願っています。
ところで、私はどこか「門出は春景色」という想いが強く、挙式や披露宴などの節目は自然と春になるだろうと思っていました。
けれども、絵本『おばあちゃんのりんご』と同じく、最もご縁がないと思っていた季節——奇しくもどちらも“冬”になりました。
当初は桜が咲く4月を予定しており、雪国である富山県にいつか帰って家を建て、家庭を築くイメージが強かったこともあって、寒い冬は避けていたのですが、この展開は嬉しい偶然です。
絵本そのものはディズニーの『アナと雪の女王』をイメージして制作していただけで、まったく自分自身と重ねてはいませんでした。
(著者本人は、そもそも挙式は20代の頃から奈良県での神前式と決めており、顔立ちがハーフ系のため白無垢が似合わず、色打掛を選びました。なお、披露宴は、岐阜県でシンプルなウエディングドレスを着用します)
それだけに、今回の出来事は思いがけない巡り合わせの連続でした。
こうしてみると、「織原イチカさんのイラストには、女性を最大に幸せにするパワーがある」ということを、著者自身が人生をもって証明していると言えます。
ウエディングボードも手がけていらっしゃるので、記念にぜひお願いしてみてください。
さて、新しい年は、夫婦としての第一歩を踏み出す大切な一年になります。
寒さの厳しい季節ですが、どうぞお身体を大切に、穏やかな年の瀬をお迎えください。
そして2026年も、たくさんの笑顔とご縁に恵まれますように🎍✨ -
2025.11.22
背景の色
背景が白だと、Geminiのロゴが隠れて見えなくなることに気がつきました。
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2025.11.22
絵本作家活動の区切りと新体制
31歳から本格的に情熱を注いできた絵本作家としての活動は、このたびの結婚を機に、正式に一区切りとさせていただきます。
今後は、主婦業を生活の基盤とし、本業とのダブルワーク体制へ移行します。これに伴い、クリエイティブ活動の体制を以下の通り変更します。
主な活動は本業に集中し、副業であるクリエイティブ活動は大幅に規模を縮小します。
これまでは自由な時間で制作していましたが、今後は週末のみを制作時間とする方針です。この変化は、実は2年前から計画し、少しずつ準備を進めてきたことです。
現時点ではオーダーメイドの制作は行わず、一枚絵などの形式で、より自由な自己表現に特化した制作を追求していきます。
新ホームページが完成しましたら、ぜひご覧ください。
なお、活動は縮小しますが、創作への情熱は変わりません。来年以降、この2つの作品完成を目指します。
・ミステリー短編小説(約5万字) 1タイトル
・絵本『りゅうのクリスマスプレゼント』
特に絵本『りゅうのクリスマスプレゼント』は、タロットシリーズには入らないおまけの作品として、イラストレーターであるEllieさんとマイペースに制作を進めます。
ところで、女優の菅野美穂さんも35歳のときに俳優の堺雅人さん(当時39歳)と、交際期間わずか数か月のスピード婚をされました。
私たち夫婦も年齢差がちょうど4歳で、結婚した年齢もおしどりの大物芸能人夫妻とまったく同じということもあり、少し親近感を覚えます。
夫とは、ディナーとして一緒にパンケーキを食べるほどのスイーツ好き同士で、食の好みや趣味もよく合い、あっという間にゴールまで駆け抜けました。私たちは不思議なくらい価値観もよく似ています。
また、まったくの偶然ですが、絵本の公開予定は2027年5月13日(木)としています。
菅野美穂さんが37歳のときに第一子を出産されていることから、個人的な願いではありますが、この絵本が完成する頃に、家族に新しい命(子ども)を迎えられたら——そんなささやかな夢も抱いています。 -
2025.11.22
結婚しました
いつも応援してくださっている皆様へ
私事ではありますが、この度、かねてよりお付き合いしていた方と入籍いたしました。
11月吉日に婚姻届を提出し、夫婦として新たな人生を歩み始めました。
結婚を母の定年退職までに間に合わせることができ、また、元郵便局員として勤め上げた父への感謝を込めて、郵便屋さんの絵本で活動の節目を迎えました。
これで、両親への恩返しを一つ果たせたように思っています。
まだ折り返し地点とも思わなかった未熟な頃は、「40歳までに結婚し、子どもはどうなるか……」と、ぼんやりした将来像しか描けていませんでした。
しかし、現実を見据えて人生計画を立て直し、「2026年3月、年金生活が始まる母の65歳の誕生日までに自立していること」を理想に掲げました。
結果的にお見合いという方法を選んだおかげで、35歳でのスピード婚にはなりましたが、とても幸せです。
教師としては、「金沢市の卒業式までに一人前となり、学生と一緒に飛び立つ」という使命を果たし、責任を持って一区切りをつけることができました。
そのうえで迎えた嬉しい変化でした。
また、35歳という節目に、結婚を機にこれまでのキャリアや時間の使い方も大きく見直すことを決意しました。
独身時代は自由な時間を活かして活動していましたが、これからは互いの生活リズムを尊重し、新しい生活にふさわしいペース配分を整えていきます。
今後は、一人の大人の女性として、そして良き妻として、わがままだった自分と真摯に向き合いながら、互いを尊重し合える関係を築いていきます。
そして、新たなスタートラインとして、来年、日本語教員試験を受験します。
本業・主婦業・試験勉強のバランスをとりながら、クリエイター活動も続けていきます。
春には、憧れだったヨーロッパへ新婚旅行にも行ってまいります。
また、結婚式では夫のご家族に直接お会いできること、そして3歳の姪がリングガールを務めてくれることも、今からとても楽しみにしています。
独身時代から長く応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 -
2025.11.22
すてきな帽子
nacoさんの魔法で、ジブリパークの思い出が、本当に“帽子屋のカニ🦀”(ソフィーのようなイメージ)になりました。
ストーリーの通り、彼に選んでもらえて幸せです🌹
「作品の背景」にも書きましたが、地名と自分の星座をかけ合わせ、自分が生み出したキャラクターの中で帽子屋のカニを“自分の分身”として遊ばせていたところ、そこから派生して誕生したのが、絵本『ぼうしのよりみち』です。
絵本『ぼうしのよりみち』
https://www.yomo-ehon.com/products/1074
数ある絵本のなかで、これまで強い思いを込めてきた作品とは異なり、この作品だけは子ども心のような軽やかな気持ちで“おまけ”として生まれました。
そのため、読む方にも肩の力を抜いて、気軽に楽しんでいただけると思います。
今回は、初代帽子屋の絵本が祝福のイラストとして再生しました。
お互いが飼っている大切なペット、ネコとトイプードルも描かれています。
なお、これまでnacoさんにお願いした絵本の中で、最終版として残している作品は3タイトルあります。
『オカピのあしおと "Okapi no Ashioto" (The Footsteps of Okapi)』
https://ehon.alphapolis.co.jp/content/detail/6815
『パンダと12にんのジャムオバケ』
https://www.yomo-ehon.com/products/841
『シラサギおんせんへようこそ』
https://www.yomo-ehon.com/products/1011
ぜひ、かわいいイラストと、ほっこりするストーリーをお楽しみください。 -
2025.11.20
chatGPT
chatGPTの生成イラストも来年にはGeminiのように使用不可へと仕様が変わる可能性はもちろんありますが、ジブリの影響もあり、すでに日本中でメジャーな存在です。
そのため、現在の生成イラストにプレミア価値がつく可能性は、Geminiと比べると低いでしょう。
年齢を問わず、なんでも好奇心をもってたくさん試しておくものですね。きっと立場も良い方向へ変わっていくはずです。 -
2025.11.20
Gemini
絵本『ノエルと ふしぎなてがみ』をマーケティングしているうちに、出版社がGeminiとchatGPTのどちらを重視するかまで、今後徐々に見えてくるかもしれません。
2024年時点では、chatGPTがすでに教育現場や大企業で広く導入されていることを考えると、chatGPTに軍配が上がりそうです。
とはいえ、出版社によってはGeminiを推す可能性も十分にあります。
なぜなら、著作権や生成元を明示するため、現在のGeminiでは生成したイラストにマークが入る仕様となっており、絵本での活用が難しく、あるいは非常にしづらくなっているからです。
一方で、私が所持しているデータは、英語プロンプトのみに対応していた初期バージョンのもので、日本語版が登場する前——つまり、日本でGemini生成イラストが大流行する前の「足掛け期」に完成させた貴重なデータです。
そのため、さまざまな理由から、美術館のコレクションのように大切に扱われる可能性があります。
世の中にはさまざまな趣向の方がいますし、世界中にはGeminiコレクターもいらっしゃるでしょう。
そう考えると、出版社によってはこちらを推すケースもあると思います。むしろ、こちらのほうが評価される気配すらあります。
岐阜護国神社のフォトコンテストで入選したときの感覚に近いものがあります。
以前も少し触れましたが、私がフォトコンテストにiPhoneで入選した翌年、なぜかiPhoneでの応募が不可になったことがありました。
お盆に制作したGemini絵本(2024年8月15日公開)も同様で、2024年は使用OKでしたが、ちょうど1年後の2025年夏からは絵本への転用が不可となる仕様に変わっています。
プレミア価値をつけるコレクターが現れる可能性を考えると、これが小説『奇妙なデスマスク』でチェコの音楽家から100万円の謝礼を受け取った例に近い展開を生むかもしれません。
小説『奇妙なデスマスク』
https://siapalette1990.livedoor.blog/archives/8421596.html
自分で自由に作った作品ですが、こうして振り返ると本当に面白いものです。 -
2025.11.19
トレードマーク
Geminiの絵本『かみなりBAR』より、ChatGPTの絵本『ノエルと ふしぎなてがみ』のほうが、今後メジャーになりそうだと感じています。
絵本『かみなりBAR』にはタイトルの通り雷の要素を入れたため、それが良いスパイスになり、こちらの方が上手く軌道に乗るだろうと思っていたのですが、現実はなかなか難しいものです。
すでにご退職されていますが、金沢市の教育情報化コーディネータ(ICT支援員の上位職)の方にもGeminiを勧めていただき、その後に絵本が生まれたという経緯もあります。
さらに、chatGPTは文章の方が真価を発揮できると思っていることに加え、Googleのブランド力にも惹かれていたので、本音ではGeminiで有名になりたい気持ちがありました。
しかし、最終的には“作家との相性がいい方”が自然と選ばれるのかもしれません。
そういえば、創作活動への直接的な影響については少し違うと思っているため「作品の背景」には書いていませんが、ハリー・ポッターも雷を象徴的に使っていたことを、今さらながら思い出しました。
ハリーの額にある稲妻形の傷は、主人公を象徴するトレードマーク。
主人公だけの特徴として、あえて雷が選ばれたわけです。
クリエイター目線で見ると、「雷」をうまく扱える作品は大ヒットにつながりやすいと感じていますが、さてどうなるのでしょう。
ちなみに、絵本『かみなりBAR』を書いたのは、「いつか、一口飲んだだけで香りの違いがわかるような、腕の確かな本物のバーテンダーがつくるお酒を味わってみたい」という強い憧れがあったからです。
ただ、あまりお酒が強くないこともあり、これまでなかなかチャンスに恵まれませんでした。
最近良いお店を見つけたので、パートナーと一緒にゆっくり嗜ぐ予定です。もう数日のうちに、ようやく願いが叶いそうです。 -
2025.11.18
いつのまにか10✨
『ノエルと ふしぎなてがみ』、お気に入り登録数がついに10件に!
これはひょっとすると代表作になるかも……? -
2025.11.18
ビジネスカラー
春:ピンク
夏:パープル
秋:ブラウン
冬:ホワイト -
2025.11.15
バリウム検査
初めてバリウム検査を受けました。いちご味だったので飲むこと自体は問題ありませんでしたが、胃に余韻が残っていて、少し気持ち悪いです。
残念ながら、ハリー・ポッターのコラボメニューを飲もうと思っていたのに、体調が悪くなってしまい、そのまま帰宅しました。
検査は、ベッドの上でぐるぐる回転したりと、まるでジェットコースターのようでした。
BMIは19.8で、パーソナルジムに通っていた頃と変わらずキープできていて、一安心です。 -
2025.11.13
自分とのつきあいかた
自由な独身生活も今月で幕を下ろし、ここからは新しい始まりです。
結婚式の写真を楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるかと思いますが、今後はプライベートを大切にするため、予定どおりオフショットの公開は控えさせていただきます。
何卒ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
そして、今年はこれまで以上に楽しいクリスマスを過ごせますように。
ことばと文化をつなぐ
https://siapalette1990.livedoor.blog/archives/9487958.html -
2025.11.10
香水
香水をテーマに書いたのは、実は今回が二度目でした。
最初は、自分のロゴをイメージした“香水のような童話”が書けないか、と試していたのです。
「いつかロゴに含まれる植物をすべて調合し、オリジナルのブレンド香水を作ってみたい」
そんなふわっとした願いを物語で表現してみたところ、意外にも夢の実現が近づいたように感じました。
その後に書いた絵本は、その下積みがあったからこそ、より万人受けする形に仕上がったと思います。
ただ、五箇山を舞台とした作品については、すでに「富山県=五箇山」というほど知名度が高いため、大学と提携して制作する絵本としての学術的メリットはあまり見出せません。
それでも、メルヘンでかわいらしく描ける題材ですし、保養所としてもよく利用されている場所なので、創作意欲はわきます。
ただしビジネスとして考えると利益率は50%程度という印象で、私自身は積極的ではなく、「遠くから眺めながら、どこかでプラスが返ってくればいい」というスーパードライな温度感です。
一方で、絵本『海を守るきらきらの鐘』は、海が舞台であっても自然は山ともつながっていますから、立山での気象観測や写真撮影、夜空の観察など、研究開発の楽しさが広がるテーマです。
学生を交えたゼミ形式との相性も良く、データとして数値化できるため、成功はともかく「成果を提出できる案件」である点が大きな強みです。
たとえ大学上層部が「成果は出なくてもいい」と言ったとしても、マスコミ的な常識ではその言葉が覆るのは珍しくありません。
教授の中には性善説を信じ、人を疑わない方もいますが、現場では二転三転するのが普通で、リスクマネジメントは欠かせません。
プロジェクトが頓挫すれば責任者が処分されることもあり得るため、「結果を出しやすい案件」であることは重要です。
詳細はブログをご覧ください。
https://siapalette1990.livedoor.blog/archives/12491343.html -
2025.11.10
無印良品の救世主
今年は特に乾燥がひどく、ついに顔のあちこちで皮がめくれてしまいました。
夏は強い紫外線に加え、マスク荒れも起こりやすく、混合肌の私はずっと悩んでいました。
これまでは、困ったときの定番として DHC のオリーブバージンオイル(30ml)に戻っていたのですが、容器が重く、コスパも気になる……。
そこで新しいオイルを探し、最終的に無印良品へ。
エイジングケア トリートメントオイル(50ml)
https://x.gd/lKv4F
これをたっぷり贅沢に使うことで、ようやく肌が通常の状態をキープできるようになりました。
コスパが良いので罪悪感もなく、DHCよりもオイルがさらさらしていて、本当に優秀です。
ほかにも、皮がめくれている部分には、症状に合わせて別のメーカーのアイテムをいくつか併用していますが、そのおかげでようやく肌荒れが落ち着いてきました。
このまま皮膚科に通わなくても、少しずつじっくり治っていきそうです。 -
2025.11.09
海を守るきらきらの鐘
2024年の能登半島地震の際、3.11の記憶もあって、遠方にいて状況が把握できない私は、まず津波を強く警戒しました。
まんが日本昔ばなし『天の石笛』を思い出しながら、「津波が来る前に、市民へ合図を送れる仕組みがあればいいのに」と感じ、その思いを形にしたのが絵本『海を守るきらきらの鐘』です。
この絵本をきっかけに、気象予報システムの研究や開発が進むのであれば、大学にラボがあるからこそ実現できることであり、大学発の絵本出版が叶えば、企業や研究者との協働によって、より良い循環を生み出せるのではないかと期待しています。
そして、読者の声を形にするという形式が理想であり、「海」をテーマにしたように、富山においても海鮮をはじめとする海の資源は非常に重要です。
そのため、この作品には「命を守る」だけでなく、「リサイクル」「エコ」「掃除」といった要素も含まれています。
つまり、多様な人が関われるこの方向性の絵本こそ、私が本来やりたかったことです。
しかし、世間のニーズは必ずしもそこに向いていないのかもしれません。
一方で、絵本『リスのチロルと ひみつの香水工房』は、香水という題材ゆえに男女問わず富裕層からの支持も見込めます。五箇山が舞台であることから、地域での展開も期待できます。
ただし、大学のプロジェクトとして成立させる以上、発起人が学生ではなく社会人である場合、「楽しくておしゃれな活動」にとどまることは許されません。
社会的意義や学術的な価値を提示できることが求められます。
そこで改めて考えたのは、掃除に比重を置いた別の2タイトルについては、特に無料公開のほうが広がりやすいのかもしれないという点です。
・『高岡大仏とツバメのやくそく』
・『リクくんとゴミのおばけ』
タロットの「法王(指導者)」を童話『金色のペン』に重ねたように、掃除を扱う作品には教師としての教訓が強く込められています。
そのため、有料にするとかえって届きにくい絵本もあると感じています。 -
2025.11.09
第18回絵本大賞 応援しています!
今年10月で引退した私はエントリーしませんが、挑戦者のみなさんを応援しています。