ghost apple
結婚した今だからこそ言えますが、30代半ばでクリエイターとしてまだ売れておらず、非正規雇用のまま、さらに独身の身で「結婚式の絵本」を描くことには、正直、複雑な思いがありました。
実名で顔出しまでして活動していたため、もし作品が滑れば大きな恥になる——。
自己PRとしては、女性にとってかなりリスキーな挑戦だと感じていました。むしろセックスアピールどころか、マイナスに作用するのでは……とさえ思っていたほどです。
とはいえ、「どうすれば急かさず、さりげなく結婚願望を伝えられるのか」という悩みは、独身者にとって大きなテーマでもあります。
そこで私は、恋人にゼクシィを差し出すより、周囲の人が私の絵本を自然に見せて「こんな絵本、いいね」と話題にしてくれるほうが、結婚を望む男女にとってずっと役立つのではないか——という予感がありました。
そして、もし私自身の結婚までうまくいけば、著者本人がモデルとなることで、織原イチカさんの魅力を等身大で伝えられますし、独身の読者にとっても「明るい未来の実例」になれます。
すべてが幸せの連鎖となって広がれば、お互いにWin-Winの関係になれるはず。
——結局のところ、自分が幸せになるための最短ルートは、「まず他人の幸せを願うこと」だと私は思っています。
そして今、現状を突破したいと願う方には、ぜひ私の絵本を自由に活用してほしいと思っています。
特に雪国であれば、雪を生かした演出や、結婚式でのフラッシュモブのようなサプライズのヒントにもなるはずです。
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