- この絵本の説明:
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奈良の東大寺に住むぼくは、「東大寺北側の階段で転ぶと猫になる」という言い伝えをよく聞いていました。
それなのに、おばあちゃんの忠告も聞かず遊んでいて転がってしまったのです。
赤い猫になってしまい、珍しがられて追いかけられ、東大寺の柱の穴に逃げ込むと、なんと仏の世界に紛れ込んでしまうのでした。
そこには、個性豊かな仲間も居て、大仏様の「宿題も無い、心配や怒る人も居てない」というやさしい言葉に毎日遊びに遊んで・・・・
ある日仲間が集まっているおしゃべりしている時に、ぼくはやっぱり、おばあちゃんや家族の事が恋しくて会いたくなってしまします、心配される事、うるさく言われることは、ぼくの為なんだと気づきます。
大仏様にもう一度元に戻りたいとお願いしました。
戻ってからは、仏の世界の出来事から、家族の大切さやなど色々学び、ぼくも自分で頑張っていくようになっていきます
不思議な世界で、男の子が成長していく姿を楽しく読んでもらえたら、うれしいです
- ページ数:
- 15
- 対象年齢:
- 4歳〜5歳
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