- この絵本の説明:
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木々にかこまれた自然の森保育園が物語の舞台になっています。
ある日、保育園のたんぼにかかしを立てることを思いついた先生。
「でも、かかしって、どんな形なんだろう? どうやって作るのかな?」
そこで、子どもたちは考えながらかかし作りを始めます。
できあがったかかしに帽子をかぶせた時、突然かかしが動き始めました。
「まってー、かかしくん。」追いかける子ども達。
ところが、かかしは遊びたくて仕方ありません。
逃げながら広い園庭の遊具で遊ぶうちに、かかしは勢いあまって落ちてしまった。
「かかしは田んぼのお米を守るのが仕事なんだよ。」
子どもたちに教えられ、かかしはたんぼに立つことを決めたのでした。
子ども達も先生も、かかしのことを「たんぼくん」と呼ぶようになり、みんなと仲良く
なりました。
きっとお米も元気に育つことでしょう。
(続編も書いて、食育にもつなげられたら、と思います。)
- ページ数:
- 16
- 対象年齢:
- 6歳〜
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