むかしむかし、オハナというものがいた。オハナは大きくなるとハナがさいた。しかし、あるオハナにはハナがさかなかった。そのオハナはハナのないハナナシとよばれる。
そんなハナナシのおはなし。

ハワイ語にもあるオハナ。お互いに支え合う家族のような関係性を意味するといいます。
今回のおはなしで、ハナナシがオハナとなれるのか一緒に見守ってほしいです。
そして、ふと道を散歩してるときに、大きな葉っぱの美しい黄色の花を見つけたら、このおはなしを思い出してほしい。そんな思いでつくりました。