■ 俳優・5子の父 杉浦太陽さんが公式読み聞かせに登場!「家族の絆」を深める読み聞かせの魔法とは。
今回読み聞かせいただいた作品の感想はどうでしたか。お気に入りの作品があれば教えてください。
今回読み聞かせた作品はそれぞれ個性が全く異なり、楽しかったです。特に印象的だったのは、「だいぼうず」ですね。(過去に)僕も大きい巨人に変身したことがありますけど(笑)、今回の読み聞かせでも大きな巨人、だいぼうずの声を演じました。僕が大阪出身ということもあり、だいぼうずが話す関西弁のイントネーションは任せていただきました。「だいぼうず」は特にお気に入りです。
今回、対象の絵本を読み聞かせする際に、工夫したポイントや意識した点はありますか?
絵本ならではの表現として、次のページをめくった時の楽しみや、オチ、ストーリーの変化を強く意識しました。例えば、ページを開く直前の「タメ」の作り方とかですね。特に『おっおっおっおっおっおばけは』は、(家で子どもに読み聞かせた時に)うちの子どもたちがめくるたびに大爆笑してくれたので、手応えを感じました。聞き手である子どもたちの反応を考えながら、「これは怖がらせる話」「これはめくるのが楽しみになる話」「これは世界に引き込む話」と、作品ごとに語り方や表現を工夫する必要があると思います。今まで様々な絵本を読み聞かせしてきた経験が、今回も活きたのではないかと思います。
お子さんと過ごす中で、絵本の読み聞かせは杉浦さんにとってどのような意味合いの時間ですか?
絵本の読み聞かせは、単なる親子のコミュニケーションに留まらず、親子にとっての教育の場でもあると考えています。教育という側面では、どのような絵本を選ぶかが非常に重要になると思います。絵本を通じて親自身も新たな気づきを得られますし、大人になってから読むことで「こういう話だったのか」と違った解釈ができるのも魅力です。親として、「読み聞かせたい本を選ぶ」という行為も含めて、コミュニケーションと学びを同時に得られる、とても大切な時間だと感じています。
お子さんに読む本を選ぶとき、どんな点を意識していますか?
意識しているのは、やはり年齢によって作品を調整していくことです。たとえば「猿蟹合戦」や「桃太郎」など、日本・世界問わず抑えておくべき名作、誰もが知っているお話は必ず最初に選びます。また、誰もが知るお話はそこから派生したお話も存在するので、桃太郎を読んであげたら、次は「現代版の桃太郎」を読んであげる、ということもしています。最近は桃太郎一つとっても、色々なバリエーションがありますよね。僕たち親世代も「そういえば親に読んでもらったな」と懐かしく振り返りながら、世代を超えて絵本で伝えられることがあることを改めて感じています。
そして、新しい絵本が生まれ続けている中で、時代性も意識しています。「令和の今だからこそ書ける絵本」ってあるじゃないですか。昭和の作品は、イソップ童話のように結構残酷だったりして、「時代的に大丈夫かな」と感じるものもあります。なので、今は令和の時代に合わせて、優しく、コンプライアンスを守れるような本を選ぶようにしています。
あと、「お父さんがウルトラマン」という本があるんです。それを特権として読ませてもらっています(笑)。ウルトラシリーズで絵本が多数出ているんですよ。僕はウルトラマンコスモスなんですが、その絵本ではコスモスは「わらしべ長者」になっているんです(笑)。自分が絵本になっているような感覚ですね。「パパはこうやって物を交換していってどんどん良いものに交換していくんだよ」なんて話を、絵本を読みながら子どもにしています。
絵本ひろばのサービスについて、率直な印象や魅力に感じた点を教えてください。
率直に言って、無料で絵本を5,000冊以上も読めるという点が、非常にありがたいです。やはり子どもたちはゲームが好きですが、ゲームではなく絵本をタブレットやiPadで見られるというのも大きな魅力に感じました。寝る前やちょっとした時間に読み聞かせができ、親が読めない時でも再生すれば自動で読んでくれるので、親としては大変助かります。また、読み手によってバリエーションが異なるので、親が読むパターンと、プロの読み手の方のパターンを選べるのも良いですね。子どもたち自身が、見たい絵本を自由に選べたり、読み聞かせ動画を作れる点も、魅力に感じています。
最後に、お子さんをもつ親御さんに一言あればお願いします。
今の世の中は様々なツールで娯楽を楽しめますが、今こそ原点回帰の「絵本とは何か」を見つめ直すチャンスだと感じています。現代だからこそ、この新しいアプリを通じて絵本を楽しめる時代になりました。絵本の持つ原点を大切にしながらブラッシュアップされた今の絵本を、ぜひ親子で楽しんでほしいです。親子で一緒に過ごせる時間というのは、実はとても短いものです。だからこそ、絵本を一緒に読んだ、読み聞かせをしてもらったという記憶は、子どもの心に一生残ります。親子の絆として、「昔パパが読んでくれたな」「ママが読んでくれたな」という大切な記憶を、ぜひ子どもたちに残してあげてください。
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