やりたいこと
大人になり、階段を一段ずつ上っていくうちに、自分の「やりたいこと」が少しずつ変わっていくのを実感しています。
今の私にとっては、外へ向かうよりも、内側に向き合う時間です。
オンの時間では、日本語教員試験の勉強が最優先です。
一方オフでは、夢だったパリへのハネムーンから帰国すれば、今年のGWには、夫が生まれ育った九州へのハネムーンが控えています。
夏には下呂温泉にも行く予定です。
そうした流れの中で、自然と今やりたいことは、夫と一緒に暮らす空間を快適に整えること、そして、一緒に食べるおいしい料理をつくることへと向かっています。
主婦になると、少しずつこうした関心へ移っていくのだな、と感じています。
パリを訪れれば、きっとインスピレーションを受けて、絵で表現したくなる瞬間はあると思います。
ただ、内側に深く向き合えば、5万文字を超える小説が書けそうだ、そんな感覚もあります。
そういう意味で、絵本作家としての活動は、すでに一区切りついています。
自分の中で「書きたい」と思ったものは、心と折り合いをつけながら形にし、納得のいくかたちで昇華してきました。
現在の社会の流れとしても、また自分自身にとって必要な立ち位置としても、「絵本作家」よりも「総合プロデューサー」という役割へ、大きく重心が移っています。
客観的に見て、生成AIの進化によって高品質なイラスト制作が容易に普及し、絵本を取り巻くブームも、ひと段落したように感じています。
そのため、絵本の分野においては、自己PRによって頭角を示す、あるいは自ら積極的に動くのではなく、実績のある出版社様の方からお声がかからない限り、現状では赤信号と判断しています。
一方で、大人だからこそ担える分野であるインテリアコーディネーターの人気やニーズの高さを、日常の中で肌で感じていることも、少なからず影響しているのかもしれません。
全体を俯瞰し、動かし、デザインすること。
それは、日本語教師として教案を組み立てる際にも必要な力であり、今の自分のあらゆる活動に通じていると感じています。