授業カリキュラムができるまで
● 自由な授業スタイルとは?
参考までに、2025年3月まで金沢市の日本語学校で行われていた、自由な授業の一例をご紹介します。
・絵カードよりも動画を多く見せて説明
・講師が休んだ場合は自習
・ATMの使い方を指導するため、銀行まで学生と一緒に同行
・クイズやゲーム、かるたなどで遊ぶ
・ささやかなプレゼントをお互いに贈り合うこともあり
・学生から手作りの料理を差し入れてもらう
・お昼休みは学生と一緒に、自分の絵本が紹介されるラジオ番組をリアルタイムで視聴
・教室に自分の絵本を一年間置かせてもらう
・プリントの採点時には、学生とコメントを通して遊ぶ
また、文化庁管轄下時代の名残で、本棚にはジブリ映画やドラマ『やまとなでしこ』のDVD、さらには教材『ドラマ やまとなでしこで日本語を学ぼう』などが並んでいました。
オンラインレッスンの可能性
https://siapalette1990.livedoor.blog/archives/11505430.html
自習時間に映画やドラマを見ながら日本語を勉強する、そんなことも以前は許されていたようです。
今思えば、本当にハチャメチャな世界でしたが、なつかしく感じます。
● 新体制の授業カリキュラム
2026年4月以降、認定校は次々と増え、コミュニケーション型授業への移行を進める日本語学校も増えていきます。
遅くとも2027年4月には、授業カリキュラムが整い、各校の足並みが揃うでしょう。
国家試験のデータも4年分となるため、業界の先行きが見えやすくなってきます。
それから移行期間が完全に終了する2029年まで、あと2年ほどです。その間、全員がこれからの生き残り方に知恵と力を注ぐことになるでしょう。
話題性の面では、そろそろ消費期限が切れると言っても差し支えありません。ありのままの現実が見え始めるからです。
そのため、夢や希望を抱きつつ各方面から注目されるのは、おおむね2027年まででしょう。
旧世代がコロナショックで甘い蜜を吸える時代は終わりました。これからは新世代の流れに乗り、前に進んでいきましょう。